NTG's Soulful Tracks


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04
Category: 2006-2007シーズン   Tags: ---

2007/3/4(日) 白岳de男塾

白岳エキス。
去年の3月後半に体調不良で中遠見手前でリバースし敗退した鬼門のエキス。
ぜひとも今年リベンジを果たさねばならない白岳だが。。。



2月の連休の際に、組長から直々に召集命令が下った。
そのときは行く気まんまんだったが、3月が近づくにつれなんだかモチベーション低下。
しかも雪もさほど降らず、カリカリだったらやだなぁというネガティブ思考ばかり。
エントリーしたものの、正直気分が乗らない。
さらに昨日遠見尾根に上がって見せつけられた白岳までの距離。。。遠いよ。。。
でも男ならリベンジは果たさねばなるまい。
ということで参戦決定。
もう一つ悩んだのがどっちの板で行くか。
KBTさんの話ではドロップ直後にカリカリの青氷だったこともあるらしいシラタケ沢。
そんな状況だったらPONTOONではエッジもかからず滑落なんてこともありえる。。。汗
しかし沢底はデブリ祭りと予想されるだけに、そうなると逆ゾリ板のが圧倒的に楽だ。
どうする?どうするんだNTG??
結局朝起きて「やっぱりオープンはEHPでしょ!」という結論に至り、EHPに決定。
どちらも激重なことには変わらないので、ハイクのきつさは変わらんのだが。。。

朝8時五竜のゴンドラ乗場集合。
KBTさん、組長、YZWさんをはじめツアーをご一緒した中でもつわものぞろいの参加者の皆様。
皆さんほんと好きですね~(どMですねぇ笑)
ガイド陣はTAKIさん、HASEちゃんのどSコンビ笑
しかしこのコンビはピーカンパウダーをヒットしてくれるコンビでもあるので期待は高まる。

テレキャビン、リフト一本乗り継ぎゲレンデトップへ行き、見返り坂の取付きでハイク準備。
今日は昨日以上に気温が高い感じだ。
それに加えて昨日と違って今日はエキス。
鬼ハイクが待ち構えてる。
昨日みたいにうだっとハイクは許されないのだ。
しっかりドーピングしていざハイク開始。
うだるような暑さの中を黙々とハイペースでハイクしていく。
見返り坂上まで10分かからず登り上げる。

ninose01
しかしめざす白岳はまだまだ先。。。


ハイク開始の急登で辛いところを追い討ちをかけるような鬼ハイクペース。しかも激暑。
心臓と肺が悲鳴をあげる。すでに汗がドロドロと流れてきている。
しかし今日は苦しいながらも足がよくでて快調にハイクできている。
去年敗退したときは見返り坂上がっただけで吐きそうになって足がストップしていた。
しかしまだまだ目的地ははるかかなた。
第一休憩ポイントの中遠見までもまだ遠い。
しっかりと呼吸を整え、TAKIさんについていく。
いつもながらエキスのときのTAKIさんは鬼に見えてしょうがない笑

今日はほんとすこぶる快調だ。
小遠見を北側から巻き通過。
そして昨年リバースした小遠見と中遠見のコルもさくっと通過して1時間弱で中遠見到着。
この分だとリベンジは果たせそうだ。
充分に水分を補給して栄養をとり休憩する。
鹿島槍方面をみるとカクネ里の展望が素晴らしい。
じょじょにではあるが目的の白岳も大きく見えてきた。
行ける!あときついのは大遠見の登りと最後の登りだけだ。
と俄然やる気が出てて、身体も軽くなりだす。

siratake2
中遠見からカクネ里

siratake3
まだまだ遠いな。。。


中遠見からは一旦大きく下るので、トレッカーを外してシールのまま踵固定で下る。
せっかく標高あげたのにこの下りはうっとおしい。
コルまで下りまたトレッカーを履き再度登り開始。
うだっとやせ尾根を歩いているといつのまにか大遠見を過ぎていた。
この大遠見への登りを過ぎると暫くは平坦で快適な尾根歩きが続いた。
しかも雪はみるみる良くなって、北側の面はしっとりパウダーになってきた。
こりゃミラクルあるか?とさらにテンションもあさらにアップ。
なんとここまで、先頭グループでハイクを続けてきている。
珍しいこともあるもんだ。
少しはハイク力もついてきてるのかな。

大遠見を過ぎ、西遠見コル手前の小ピークを南側から巻き、西遠見のコルに到着。
ここで2回目の休憩。3時間弱で到着。
ここから五竜山荘下の大斜面を目の前に左に五竜岳(ガスの中)、右に白岳が大きくそびえる。
ついにここまできた。
あとは最後の西遠見への急登とその先白岳への急登を残すのみだ。
きょりは遠いものの、ずっとシールでこれてるのでDルンゼのときよりも足は残っている。
ここでもしっかり水分補給し、ドーピングして最後の登りに備える。

siratake4
西遠見のコルから五竜岳武田菱。微妙にガスってしまった。。

siratake5
五竜山荘直下の大斜面。ここも気持ちよさそう。


最後の急登開始。
結構急だが、シールもしっかり利くしまだまだ足も軽い(意外と)。
調子よくTAKIさんの後ろをついていく。
西遠見の辺りまではぴったりとTAKIさん後ろをついていたが、だんだんときつくなってくる。
それに加えて、振り返るとどーんと高度感満点の景色が目に飛び込んでくる。。。
こ・・・怖ぇぇぇぇぇぇ。。。。汗
振り返らなければ良かった。
下を見た瞬間恐怖感を覚え足がすくみだす。
疲れてきてることもあり、足がとまりぎみになってきた。
TAKIさんはガシガシと登っている。
シールはよく利くので滑落の恐れは無いが、それでも怖い。
高所恐怖症のチキンハート全開。
それでも行くしかないのでゆっくりと一歩一歩登っていく。
すると到着したHASEちゃんから「シラタケ沢パウダーです!」と無線が入る!
ぬぅわに~~~~~~~~!!!!!!
とパウダーの報告に一気にテンション復活笑
ガシガシと歩き、TAKIさん、HASEちゃん、Sさんに続き4着でゴールイン。
このSさん強すぎです。
激重なディナスターのプロライダーを担ぎスノーシューでハイクするつわもの。
この人にはかないませんわ。。。
4時間かけてようやくドロップポイントに到着。
ついに来ちゃいました。昨年のリバース敗退のリベンジはとりあえず達成しました。
今回はドロップポイント到着順にドロップすることになり、NTGは2番目スタート。
偶然にもいい順を引き当てた笑い

とドロップポイントから滑る斜面を除いてみると。。。。ガケヂャン。。。(・ω・;;)
のぞきこむようにしないと斜面見えませんが。。。
でもまぁ2号雪渓や劔ピーク直下よりはまだゆるい感じだ。
しかも雪はパウダー。
去年の経験が活きているのか(麻痺してるだけか?笑)そう怖くは感じなかった。
これならいける!(怖いけど。。。)
珍しくそう思った。
Dルンゼのときは大丈夫かな。。。としか思えなかったが、少しは成長した証か。

siratake6
ドロップポイントからシラタケ沢を覗く


ドロップ準備中。
久しぶりの急斜面を目の前に心地よい緊張が体を包む。
ハイクをこなしてドロップまでの間のこのなんともいえない時間が好きだ。
ヘルメットをかぶり、ゴーグルをつけ、シールを剥がし、水分補給する。
ウェアを着込み、グローブをはめ、また水分補給。
ザックを背負い、ブーツのバックルを締め板を履きポールを握る。
ドロップ準備が整い、大きく深呼吸する。
斜面を除き、ネガティブな思考を追い出すようにいいイメージを描きラインを探る。
頭の中で無舞の風林火山を鳴らし、スイッチオン!!!

ntg5
ドロップ直前テンションMAX! photo:YZW


TAKIさんが様子をみつつドロップして尾根上で待機しカメラを構える。
HASEちゃん毒見ドロップ。
出だし20mほどは急で風にたたかれ堅そうだがその後はいい感じの雪だ。
Sさんドロップ。
やはりよさそう。出だしも固そうだが、それほどでもなさそう。
よしSさんより上で板を下に向けてアグレッシブにいったるで!

いよいよNTGの番。
いってきま~すと皆に別れの挨拶をして、
頭のなかで勝手にに「3,2,1、、、ドロップイン!!」とコールをかける。
と最初の急斜面にゆっくりとトラバース気味にドロップイン笑
そして堅い所で斜度を確かめながら一度ジャンプターン。
いける!
次のターンから板を下に向け狙ったラインに板をトレースさせる。
するとEHPが一気にトップスピードに達し、唸りをあげる。(ほんとか??笑)
うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!速ぇぇぇぇ!!!!
気持ちぃぃぃぃぃぃ!!!!!!怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
カメラ前を通過して沢が大きく左に曲がるあたりまで一気にいく。
やべぇ。。。怖ぇぇぇぇ。。。。
そう思ってしまったら終り。
ちょうど雪質が変化したこともあり、板を横に向け減速要素の強いターンに移行する。
するととたんバランス崩して転倒。
だめだな。。。まだまだ修行が足りませんな。
その後はだんだんと重めのパウダーになり、足も終りだし、何度か休みながら1ピッチ終了。
標高差にして600mくらいだろうか。
いい感じの斜度で走るパックパウダーを堪能できた。
自分的にはこの一本はネクストドアを開けられた一本だったと思う。
まだまだ重く、固い鍵のかかったドアは山ほどあるのだろうけど、
今シーズン少しは成長できていたと感じられた瞬間だったので自分的に大満足だった。

しかし長い一本だった。
最後のほうのパートは足パンパンで後安全に降りるのが精一杯だった。
みなさん同じようで、滑り終わった後は開口一番「足終わった。。。」だった笑
まぁあの鬼のロングハイクをこなしてるのでそうなるわな。
でも最高だった!

20070304_01
シラタケ沢最高でした!

ここからは適度な斜面をわらわらと滑る。
以外にも沢底は面つる。デブリもぜんぜん気にならない!
よかった。気持ちよく滑って帰れる。
そう思った。。。。まだこの時は。。。エキスということを忘れていたのだ。。。

最初は重いけど快適パウダーをわらわらと。
いったんとまって次は超かいてきシャウダー(ザラメ)をわらわらと。
そこから先、大遠見の支尾根末端にある逆鱗までは強烈な妖怪板掴み。。
足がパンパンなときに限ってこいつが出てくる。
雪面はフラットなのだが、皆フロントフリップ、バックフリップで撃沈しまくり笑
逆鱗前に着いたときには雪まみれになりました。。。

とようやく逆鱗に到着。
この逆鱗、TAKIさん、黒田さんが初登の氷爆だ。
よくこんなところ登ろうと思ったな。。。。
NTGは去年の敗退から1年越しでようやくのご対面だ。

20070304_02
逆鱗!雪崩・スノーシャワー祭りのこの下を通過しなきゃならんのよ。。。

ここで大休止。
休んでいると、逆鱗のある崖から次から次へと轟音をともない雪崩、スノーシャワーが。
日が当たって緩んだところから容赦なく雪が落ちてくる。
対岸からその雪崩ショーを見ていると。。。。
「あそこの下通過するんだけどねぇ。。。。はははは。。。。」とTAKIさん。。。。
「しかもあの下で滝つぼの上を渡渉するからね。コケたら死ぬから絶対こけないでね」
。。。。と追い討ちをかけるHASEちゃん。。。。汗汗汗脂汗。。。。
ま。。。まじっすか。。。。脂汗
そうでした。
これはエキスでした。
エキスの最大の核心は下山時だということを忘れてました。。。笑
しかも今日は3月4日。
去年の同じ日にもエキスにて大黒沢下部ゴルジュ帯の突破で男汁たらしたんだった。

ということで、ここからゴリゴリ男塾ツアーの開催です笑
まずは逆鱗の下を上からのスノーシャワーに注意しながらすばやく突破。
参加者を半分にわけ、4人づつ順番に通過する。
上をみると今にも雪が落ちてきそうな崖、下をみると川の流れ。with滝つぼ。。
渡渉点に到着。
川幅は2m位だが、結構な勢いで水が流れている。
しかも本とに滝つぼの上らしく、ちょっと先で川が途切れて落ちている汗
まず滝さんが対岸に渡り待機。
次に自分が滝さんの板、自分の板を渡し慎重に渡渉。
渡渉したら少し雪壁を登り崖をへつるように移動しちょっとしたスペースで板を履く。
そして滝の上の崖をトラバースして岩の下で待機。
無事最初のグループ四人が通過。次のグループを待つ。
岩陰にトラバースしているとき、前方の崖をカモシカ2頭がラッセルして登ってた。
アドベンチャーな中のほっとした瞬間だ。
しかし岩陰に隠れてるときにその上を通過したカモシカが落とした雪が落ちてきた。。。

無事みな合流。
この先も大きな岩の間を川が流れてて、なんだかややこしいことになっている。
崖沿いにある岩の間を通過しようと岩の脇でルートを探る。
狭いが、ちょっかれば下は広いし通過できそうだが。。。
下は川が流れているし、直下って止まれなかったらなにがおきるかわからない。。
「NTGちょっかるならオレもちょっかるよ。。。ははは。。。」とTAKIさん。。。汗
そ。。。。そんな。。。チキンハートな私にそんなこと言いますかい!笑
「まぁそれは冗談だからご安全にクライムダウンしよか。」の言葉に一安心笑
でTAKIさん先頭でクライムダウン開始。
無事通過と思いきやいきなりTAKIさんの身長が縮んだ!
と思ったらクライムダウンした先には大きな穴が待ち構えていました。。。
一難去ってまた一難。。。。まさにエキスだ男塾だ!笑
ということで、その穴をスキーとザックでふさぎ慎重に一人ずつクライムダウン。
まぁなんとかここも無事突破!
大体いつもの年の積雪量だと逆鱗のしたからここまでは普通に滑れるらしい。
やっぱり雪が少ないんだなぁとここでも実感。

20070304_03
足元に穴のあいたえぐいクライムダウン


さすがにもうこれで核心はないでしょ。
と思うがやはりエキス。
簡単には林道に合流させてくれません。笑

次は大黒沢と平川が合流するところにある堰堤の突破。
ここもかなりえぐいことになっていて、堰堤脇は崖崖藪藪。
ちょっと下に階段が見えているのだが、そこに取り付くまでがかなり危険そう。
ということで堰堤上の崖を高巻することに。
TAKIさんがトップで坪足でトレースをつけて、セルフビレイをとりロープをたらす。
そのロープを手がかりに、板をアンカーにして攀じ登り突破。
この攀じ登ってるときのNTGの引きつった顔がツアーレポートに載ってたりして笑

とようやく全ての核心を突破!皆さんご無事でなによりです。
あとはダッシュで渡渉を3回やって、昨日よりさらにテクニカルな林道を滑り、
47駐車場前で再度渡渉し無事47に生還です。
いやいやさすがエキス盛りだくさんでした。
こんなに激しい下山だったのに、47ではなぜか皆さん笑顔で乾杯!
このビールがまた旨いこと旨いこと!
まさにからからに乾いた体にしみこみました。

TAKIさん、HASEちゃん、ご一緒した皆々様お疲れ様でした!

その後、組長、KBTさん、KTGさん、ワンデーに参加してたKRSさんとともに岳の湯に。
これから12時間半のバスでの長旅が控えている組長を送り、おおしもで飯食って帰宅。
1月のDルンゼの時よりも体は平気でした。

siratake1
下山後はおおしもでカツ丼うどんセットを喰らう。


3月4日はエキスの日。
来年は多分平日だけど休んでエキス開催してもらうかな笑

ツアーの様子は3月4日エキスパートツアー白岳を!

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